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2009/10/05

ACLフェス最終日のフィナーレを飾る

彼らはやって来て、見て、踊って、泥まみれになった。10/4、PEARL JAM、THE DEAD WEATHER、MICHAEL FRANTI、BEN HARPERらが2009年オースティン・シティ・リミッツの幕を引いたとき、会場はまさにそんな感じだった。ジルカー・パークのフェスティバル会場は土曜日の大雨でぐちゃぐちゃな状況になっていたが、何千人ものファンを足止めすることはなかった。雨は止み、太陽が顔を出して、日中は焼けるほど暑くなったが、夜はふたたび涼しくなった。

「オレもすでにじっとり濡れちゃったよ。みんながどんな具合かは想像つくよ」とPEARL JAMのフロントマン、EDDIE VEDDERはヘッドライナーとしてACL初出演のステージで大観衆に言った。彼らは「EVEN FLOW」、「WYH GO」やアップ・バージョンの「DAUGHTER」などのクラシック・ソングとニュー・アルバム『BACKSPACER』からの「THE FIXER」などの新曲を混ぜ合わせて爆発的なステージを見せた。

その日の早いうちにパフォーマンスを行なっていたBEN HARPERもPEARL JAMのステージに参加し、1996年のアルバム『NO CODE』から「RED MOSQUITO」を共演した。また、PERRY FARRELLがPEARL JAMによるJANE’S ADDICTIONSの「MOUNTAIN SONG」のカバーに飛び入りして観客をビックリさせた。その後彼らはNEIL YOUNGの「ROCKIN’ IN THE FREE WORLD」で2時間のステージを終えた。長らくオースティン住人の語り草になるようなパフォーマンスだった。

THE DEAD WEATHERとMICHAEL FRANTI & SPEARHEADも全然違うノリながら多くの観衆を集めた。他にはARCTIC MONKEYS、DIRTY PROJECTORSらも観客を大いに沸かせていた。

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